2023年、買って良かった写真機材TOP10

2024/1/2更新

2023年、買って良かった写真機材TOP10

2023年に購入したカメラ関連機材の中で購入して良かった機材ベスト10を発表しよう。

ベスト機材を選ぶに当たりその基準は、どれだけ収益を上げられるかの費用対効果で機材を選んだ。

たとえ機材の金額が高額であったとしても、その機材を使うことにより稼げる(収益を得られる)のならコストパフォーマンスは高い機材ということになる。

1位:Nikon Z8

Nikon Z8
Nikon Z8(筆者撮影)

購入金額:539,950円
得られたメリット: 稼げるカメラ。高品質な写真を撮影できるカメラ。満足度は高い。

Nikon Z9とセットで使用、またはNikon Z6iiとセットで使用する際の相性も抜群に良い。

関連記事: Nikon Z8 レビュー

Nikon Z8、2023年に31万1037ショット撮影した

Nikon Z8シャッターカウント

2023年5月26日にNikon Z8を入手し、半年あまりで約31万ショットを撮影した。

Nikon Z9の2023年末ショット数は93万8662

Nikon Z9シャッターカウント

ちなみに、2021年12月24日に購入したNikon Z9の2023年末現在のシャッターカウント数は93万8662ショットだった。

2位:MacBook Pro 16インチ M2 Max 2023

MacBook Pro 16インチ M2 Max 2023
MacBook Pro 16インチ M2 Max 2023(筆者撮影)

購入金額:750,800円
得られたメリット: 撮影後のセレクトレタッチ速度が圧倒的に向上した。

納品までの作業時間が大きく減った分、新たな撮影業務を入れることができ売上が向上し、編集時間減少により身体への負担が少なくなった。

3位:TOYOTA AQUA G HEV 1.5L 2WD

TOYOTA AQUA
TOYOTA AQUA G HEV 1.5L 2WD(筆者撮影)

契約金額:1,877,040円(3年リース契約、月額支払額は52,140円)

トヨタAQUAである。カメラ機材では無いが、日々撮影訪問のために使用している。

それ以前は、NISSAN NV 150 ADという車に乗っていたが2023年10月にTOYOTA AQUAに乗り換えた。

昨今、ガソリン代が高騰しており月間1000km以上を車で移動する筆者にとってガソリン代が大きな負担になっていた。そこで、燃費の良い車を探していたところ、今回TOYOTA AQUAに乗り換えることにしたのである。

TOYOTA AQUAの燃費は29km/L

TOYOTA AQUA、思った以上に走る。燃費の良さに驚いている。

10月〜12月にかけて、運動会、各種イベント、発表会などの撮影を多く行う繁忙シーズンのため、年末までに3500kmを走行したが、平均燃費29km/Lである。

2ヶ月で3500円走行したがTOYOTA AQUAの燃費の良さによる節約額は次の通りである。

車種NISSAN NV 150 ADTOYOTA AQUA
燃費10km/L29km/L
ガソリン単価165円/L165円/L
2ヶ月間での走行距離3500km3500km
ガソリン代57,750円19,914円
節約できた金額-37,836円

上記の通り、約2ヶ月で約37,836円を節約できた。単純に1年換算すると燃費の良さによりガソリン代を約227,000円節約できる計算である。

クルーズコントロールが便利

TOYOTA AQUAは、車両価格200万円にも満たないエコノミータイプの小型車であるがクルーズコントロール機能が付いている。

当方、都内在住であるが、概ね片道30km程度の撮影訪問が多いが月間数回は片道60km以上、場合によっては片道100km以上を車で走行することがある。

特に千葉方面へ行く際は毎回渋滞に巻き込まれる確率が高い。

そんな時に役立つのがクルーズコントロールである。

TOYOTA AQUAのクルーズコントロールは大変優秀で、車間距離を保ちながら、アクセル、ブレーキを自動コントロールしてくれる。

渋滞で車が停止、走行を繰り返す際も、数秒以内の停止からの発進に自動追従してくれる。

クルーズコントロールがついていないNISSAN NV 150 ADで走行する際は、常に車間距離を意識しながら、アクレル、ブレーキを踏んで走行していたが、クルーズコントロールが使えるTOYOTA AQUAなら、クルーズボタンを操作するだけで、自動的に車間距離を保ちながら車が自動でアクセル、ブレーキ対応を行ってくれる。

2時間以上を連続して走行する際も、クルーズコントロールを使うことにより、精神的な疲れが少なくなるだけでなく、安全に走行できるというメリットは大きい。

コンパクトな車体は都内走行の使い勝手が良い

TOYOTA AQUAの車両サイズは全長4050mm、全幅1695mm、前高1485mmである。

都心部は狭い道路が多い。全幅1.7m未満、全長4m余りのTOYOTA AQUAなら狭い道を走行することも、狭い駐車場の止めることもできる。

筆者は撮影訪問時に、akippaや特Pなどの事前予約駐車場を利用することが多い。駐車場の中には、小型車限定駐車場も多くあり、以前使っていたNISSAN NV 150 AD(全長4395mm、全幅1695mm、全高さ1500mm)では、長さオーバーで駐車できなかった駐車場も、TOYOTA AQUAなら駐車できることがあり、AQUAに乗ることにより駐車場選択の幅が広がった。

NISSAN NV 150 ADに乗る以前はもっと大型の3ナンバー車に乗っていたこともあるが、都内を車で走行するには、AQUAくらいの小型車の方が小回りがきいて使い勝手が良い。

なお、都内には、AQUAでも通れないくらい狭い道路もあり軽自動車限定の駐車場も多く存在するが、片道100km以上乗車することも多くある筆者にとって、トータルバランスを考慮すると軽自動車よりもAQUAを選んで大正解だったと思う。

TOYOTA AQUAカメラ機材を多く乗せられる

TOYOTA AQUAは小型車であるが、後部座席、荷物室には十分以上の機材を載せられる。

筆者は、後部座席を倒して荷物室とつなげて使用している。

後部座席の足下には、中型三脚、小型三脚、上履きを置き、倒した後部座席上には、ローラーバッグ、バックパックタイプのカメラバッグを置き、荷物室には大型三脚、2段踏み台、交換用雲台などを乗せている。

上記以外に、超大型三脚、3段踏み台、ライトスタンド、バック紙スタンド、モノブロックストロボ、大型レフ板を乗せてもまだ余裕がある。

一般的な、カメラマンの機材運びには十分以上の荷物室の大きさである。

TOYOTA AQUAには、100V AC電源が付いている

最終的にTOYOTA AQUAを選んだ最終的な決め手が100V AC電源が付いていることである。

AQUA以前に乗っていたNISSAN NV 150 ADにも100V AC電源が付いており、遠方に撮影訪問した場合、遠方での数日間連続の撮影を行う際は乗車中に社内でカメラやフラッシュのバッテリーを充電するために使っていた。

TOYOTA AQUAにも100V AC電源が付いており(USB電源も付いている)、1日2件の撮影が入っている時には、午前中の撮影を終えた後に社内でバッテリー充電を行いながら午後の撮影に向かうといった使い方もできる。

TOYOTA AQUAを購入する際に、最終的に購入を検討したもう1台の車がNISSAN NOTEである。AQUAと同様に小型車であり燃費も良いNISSAN NOTEであるが、最終的に、100V AC電源が付いていることによりTOYOTA AQUAを選択した。

実際に100V AC電源を使ったのはこの2ヶ月間で2〜3回程度であるが、それでも、万が一の時に使えるAC電源として、また巨大地震などが発生して停電が発生した際にもAC電源を使えるといった安心感も考慮すると、TOYOTA AQUAを選んで良かったと思っている。

4位:NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(筆者撮影)

購入金額:319,800円
得られたメリット: 大きなホールでステージ写真を撮影する際に役立つ。

収容人数200人を超えるホールでステージ撮影する場合、Z 70-200mm f/2.8では焦点距離が足らず、Z 100-400mmを使うことにより仕事の幅が広がった。

5位:Nikon MC-N10リモートグリップ

Nikon MC-N10を使って発表会を撮影
Nikon Z9にMC-N10を接続して発表会を撮影する様子(筆者撮影)

購入金額:57,000円
得られたメリット: 発表会撮影、講演会撮影時など、三脚を使って撮影する際に快適に撮影できる。

関連記事: Nikon MC-N10 レビュー

6位:Nikon WR-R11a+WR-T10セット

Nikon WR-R11a+WR-T10セット
Nikon WR-R11a+WR-T10セット(筆者撮影)

購入金額:21,948円

Nikon Z9、Z8、D6、D850を使う際に、WR-R11aをカメラにセットするとリモコンを使って50m先からシャッターを切ることができる。発表会や講演会で、最後列位置に三脚を設置し、ホール内のどこからでもステージ全体を撮影することができる。

お客様の満足度が向上すること間違い無し。

7位:GITZO GT5563GS ジャイアント三脚

購入金額:約172,900円

全伸長278cmの超大型三脚。発表会撮影を行う際、今まではGITZO GT5542LOSというこれも大型三脚を使っていた。GT5542LOSは、三脚の上にビデオ雲台を乗せると約185cm程度の位置から撮影できているが、会場によってはもう少し高さが欲しいと感じることがあった。

今回、GITZO GT5563GSを購入したので、ビデオ雲台雲台の高さを考慮すると最大約3mの位置から撮影でき、観客の後頭部の写り込みを最小限に抑えながら発表会を撮影できるようなる。

2023年末現在、実際の撮影現場でGT5563GSを使ったことはまだ無いが、2024年1〜2月には数件の発表会撮影予定が入っており、GITZOのこの超大型ジャイアント三脚を使うことがあるだろう。

三脚位置が高いということは、カメラマンもそれだけ高い位置から操作する必要があり、今回、GT5563GSの購入時に一緒に3段踏み台も購入したが、もしかしたら、3段踏み台では高さが足りない可能性もある。

今後、GT5563GSを使用して撮影を行い、状況に応じて、追加のさらに高い位置から撮影できる大型脚立の購入も検討したいと思う。

8位:Apple Watch Ultra 2(GPS + Cellularモデル)- 49mmチタニウムケースとブルー/ブラックトレイルループ

購入金額:約128,800円

それまで使っていたApple Watch Series 6の電池の持ちがあまり良くなってきたので思い切ってApple Watch Ultra2を購入した。

Apple Watch Ultra2は、通常のApple Watchよりも大きくて重く、購入する前は重すぎないかと気にしていたが、実際に使用した結果、重さは全然気にならず。

Apple Watch Ultra2を購入して良かった点は次の通り

  1. 電池の持ちが良いので一日以上使える。
  2. 画面が広くて見やすい。
  3. 画面表示はモジュラーUltraを使用。中央=スケジュール。左上=降水確率。上=アナログ時計表示。右上=ボイスメモ(撮影中に担当者の名前や部屋の並びをメモするなどで活用)。左した=月、下=ストップウォッチ、右下=今日の日付を表示している。
  4. トレイルループバンドが軽くて柔らかくて気持ちよい
  5. 撮影中もLINEメッセージや重要なメールを受信確認できる。
  6. 状況により、腕時計だけで音声通話できる。

9位:Nikon (ニコン) NIKKOR Z 85mm F1.2 S

購入金額:約364,320円

発売日に購入。

同じf/1.2レンズでも、Z 50mm f/1.2 Sは毎月何度も使用しているが、85mm f/1.2はあまり使う機会が無い。正直言って、購入しなくても良かったように感じている。

10位:HAKUBA レンズクリーニングティッシュ 個装 150枚入り 速乾ウェットタイプ

購入金額:約1,350円

個包装タイプのレンズクリーニングティッシュ。ポーチの中に入れて置けば、撮影中に泥や水が飛んできてレンズが汚れてもすぐにレンズを拭くことができる。

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