撮影日前日の準備、チェックリスト【Nikonカメラマンのコラム】

2020/12/14更新

撮影日前日の準備、チェックリスト

撮影現場に行って忘れ物に気づいたり、撮影に失敗することを防ぐために、撮影日前日にしっかりと準備を行おう。ここで、筆者の前日の準備内容、チェックリストを紹介する。

撮影日前日のカメラ設定、レンズ設定、確認内容

カメラセッティングが間違ったまま撮影してしまったために失敗写真を量産してしまうことを防ぐために、撮影日の前日にはカメラやレンズの設定を再確認しておく。

静止画撮影メニュー、カスタムメニューを撮影内容に設定する

Nikon D6、D850は撮影に関する各種設定値をA〜Dの4種類分を記憶しておくことができる。

筆者は、A:スクールフォト、B:建築写真、C:スポーツイベント、D:商品撮影にそれぞれカスタマイズしている。翌日の撮影内容に合わせて、静止画撮影メニュー、カスタムメニューをA〜Dから選択して切り替えておく。

□静止画撮影メニュー：設定値を確認
□カスタムメニュー：設定値を確認

レンズの設定を確認する

レンズの設定、スイッチの状態などを確認する。特にシフトレンズの場合は、シフト量をゼロ位置に設定しておく。

□シフトレンズ：ティルト・シフト量⇒0位置にする
□AF/MF：AF
□VR：撮影内容によりVR設定値を確認する
□撮影距離範囲：超望遠レンズは撮影範囲の設定値を確認

VR機能（ニコンレンズの手ブレ補正機能）付きのレンズは、VR設定値を確認しておく。OFF、ACTIVE、NORMALから選択できる。

レリーズモード、ブラケットセッティングなどの各種設定値を確認する

静止画撮影メニュー、カスタムメニューで保存されない各種設定値の設定値を確認しておく。

□レリーズモード：シングル、低速、高速、セルフタイマー
□ブラケッティング設定
□絞り優先、シャッター速度優先時の設定値

カメラ回りの持ち物確認

□メインボディ：
□サブボディ：
□予備ボディ（必要に応じて）：
□レンズ：標準ズーム、望遠ズーム
□追加レンズ（必要に応じて）：超望遠、広角、単焦点、シフトレンズなど
□バッテリー：個数確認、充電確認
□L-ブラケット：建築撮影、商品撮影時に使用
□雲台用のプレート：超望遠レンズ使用時に使用
□六角レンチ、予備の雲台プレート
□アクセサリーシュー用の水準器
□小型LEDライト：建築撮影時、暗い場面での撮影時に使用
□クリップオンストロボ：および電池

ライティング関連

商品撮影時、記念写真撮影時に使用。

□三脚、雲台
□レリーズケーブル（必要に応じて）
□モノブロックストロボ：本体、AC電源、スタンドアダプター、コマンダー、予備電池
□充電器：eneloop、ストロボ電池、カメラ用充電器
□スタンドライト：必要本数確認、重り
□テーブルタップ
□ブームスタンド
□アンブレラ
□ソフトボックス：アダプター
□PC関連：AC電源、テザーケーブル、PCスタンド

小物類

□マスク：予備も忘れずに
□のど飴
□首下げバッグ（撮影時にバッテリー、ブロアー、ボールペンなどを入れておく）
□ブロアー
□ボールペン
□レンズペン
□クロス or ハンカチ
□折りたたみ傘

撮影関連

撮影場所、撮影内容、スケジュールを再確認し、スクリーンショットを撮るか、または詳細情報を印刷しカメラバッグに入れる。

撮影詳細をメールで受け取った、またはウェブで確認できる場合も必ずスクリーンショットを撮るか、または印刷しておくことによりネットワーク障害などでネット障害が発生した場合も確実に現場にたどりつくことができるだろう。

□撮影場所、撮影内容、スケジュールを再確認
□目覚まし時計を設定
□ビブス、腕章
□撮影詳細をスクリーンショット、または印刷
□撮影場所をGoogleMapで事前確認
□近隣駐車場を確認

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撮影日前日の準備、チェックリスト

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