カメラを落としたときの対処法と今後の予防策

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カメラを落としたときの対処法と今後の予防策 (今ここ)
└ Nikon D6を落としても大丈夫だった件

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カメラを落としたら背面液晶が割れてしまった

カメラを床に落としたら背面液晶が割れてしまった

2020年10月の某日、Nikon D850とNikon D6の2台体制で撮影中。首からD850を斜めがけ、Nikon D6で撮影中に体育館内を走り回りながら撮影したところ、こけてしまった。そして、Nikon D850を床に落としてしまった。

すぐに起き上がってカメラを確認したところ、問題無く撮影できたのでそのまま撮影を続けたが、事務所に戻ってD850を確認してみたところ、上記写真の通り背面液晶が割れていることに気づいた。

その4ヶ月前に、Nikon D6を床に落としたばかりなのになんということだろう。

前回Nikon D6を落とした際はレンズフードが割れただけで済んだが今回は背面液晶が割れてしまい修理代がかかってしまうことが残念である。

カメラを落とした、修理に出すまでの経緯

カメラを落として背面液晶が割れてしまったが（正確にはひびが入ってしまったが）、背面液晶表示、タッチ操作ともに問題無く使えた。

ニコンのサービスセンターに相談してみたところ、修理期間は約2週間かかるとのこと。

しばらく撮影業務が多く入ってたので修理に出さず、だましだましNikon D850を使い続けた。

いつか修理に出そうと思い使い続けたが、使用不能になる不安もあったので2020年11月に予備機としてNikon Z6iiを購入した。

その後、2021年1月にNikon D850をニコンプラザ東京へ持って行き修理依頼した。

カメラを落とした、修理完了まで11日間

ニコンプラザ東京にカメラを持ち込んだ11日後に修理完了品が送られてきた。その前日に、ニコンプラザ東京から電話があり修理代金を伝えられた。ちなみに、送料と修理代金はヤマトのコレクト便による着払いである。

段ボールを開けると、エアークッションが見える

エアークッションを取り除くとカメラが見える

さらにプチプチに包まれている

プチプチの中にはビニール袋に包まれたNikon D850

ビニール袋の中のNikon D850。修理に出した時よりも外観がきれいになっている

背面液晶の修理完了。やはり外観がきれいになっている

まるで新品のような外観

カメラを落とした、修理代は約35000円

カメラを落とした、修理代の明細。

修理代の内訳は次の通りである。

部品名称	金額(税別)
液晶モニター	8,500円
液晶モニターカバー	230円
両面テープ	90円
背面液晶FPC部組	1,360円
ガスケット	30円
背面ゴム部組	200円
サブグリップゴム部組	710円
部品代合計	11,200円

上記部品代合計11,200円に加えて修理料金が20,100円。若干の金額調整が入り送料と配送料を加えると、合計35,310円となった。

カメラを落としただけなのに、液晶モニター部品代は8,500円

液晶モニター部品代8,500円(税別)は安いと思った。しかし、修理料金が20,100円もかかる。部品代よりも修理代（人件費）の方が高いのである。

サブグリップゴムが交換された

「ゴムグリップ等剥がし交換しました」とある。修理納品書によるとサブグリップゴムが交換されたとあり、グリップの親指部分のゴムグリップが交換されたことが分かる。

ゴムグリップの奥に、カメラの背面パネルを取り外すためのネジがあったりするのだろうか（予想）。

カメラを落としただけなのに、修理代は35,000円

カメラを落としただけなのに、35,000円は痛い出費である。35,000円の収益を得るために、何時間働けばいいのですか？

カメラの落下トラブルを防ぐ方法

今後、カメラの落下事故を発生させないために必要なこと、リスク回避のために必要なことを次の通りまとめてみた。

ストラップを首にかける

動いて撮影中は常にストラップを首にかけて使おう。

またタクシーに乗る時や、椅子に座る時もカメラを膝上に置く場合も、必ず首にストラップをかけて置こう。

タクシーから降りた瞬間、ストラップを首にかけていると思って立ち上がった瞬間カメラが目の前を転がっていくことを防げる。

レンズフードを使う

Nikon D6を床に落としたしても、レンズフードがあればカメラやレンズ本体への衝撃を防げることもある

レンズフード付けて撮影する。これ重要。

レンズフードは余分な光がレンズ内に入ることを防いでくれると同時に、前玉を触って汚してしまうリスク回避や、落とした時の衝撃吸収のヘルメット代わりにもなるというメリットがある。

サブ機（予備機）を持って撮影に行こう

Nikon D6（左） vs Nikon D850（右）

万が一ボディやレンズが故障してしまった時にも撮影を続行できるようにサブ機を持って行く。

サブ機があれば、万が一カメラを落として破損させてしまったとしてもその日の撮影を続行できる。撮影でお金をいただく場合は当然のことである。

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背面液晶保護ガラス、液晶保護フィルムを付ける

今回、Nikon D850用の液晶保護ガラスを早速購入した。

落下衝撃吸収背面液晶保護フィルターを使うことにより、カメラを落とした際に背面液晶がバラバラに破損してしまうことを防げるだろう。

液晶保護ガラスと呼ばれる衝撃吸収タイプの商品や、単に表面を保護するだけの液晶保護フィルムと呼ばれる商品もあるが、今回少し高額になるが衝撃吸収タイプの商品を購入した。

使わない機材は床（地面）に置く

2台のカメラを使って撮影する際、1台のカメラをしばらく使わない時は、「棚の上」などの高い場所でなく、床や地面などに置く。

床にカメラを置けばそこからさらに落ちてしまうことは無いだろう。

ただし、他人に蹴飛ばされるという懸念はあるが落下事故よりは良いだろう。

他人に蹴飛ばされるリスクを回避するには、できるだけ壁に近づけて置く、場合によっては、レンズを奥側に向けて（レンズ面を蹴飛ばされないように）置く。

カメラを落とした瞬間、足で蹴飛ばす

胸の位置からカメラを落とした瞬間、膝や足の甲を使ってカメラを受け止めよう。

胸の高さから落ちるよりも、一度足に当たって落ちた方が落下による衝撃は少なくなるはずだ。

身体を鍛える

身体を鍛える。特に足腰を鍛えることにより、2台のカメラを首からぶら下げて動きながら撮影する際に、よろけてこけてしまうリスクを軽減できるだろう。

メンテンサンスの際にはジュエリートレイを使う

ジュエリートレイに載せてメンテナンスすることにより、カメラへの衝撃やテーブルからの落下を防止できる

自宅や事務所でカメラメンテナンス、レンズ交換などを行う際は、ジュエリートレイを使うことによりテーブルの上を滑って落下する事故を防ぐことができるだろう。

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