Nikon Z8 リコール発生！それでもNikonを信じ続ける理由

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Nikon Z8 リコール発生！それでもNikonを信じ続ける理由

Nikon Z8リコール対応の納品書

Nikon Z8のリコール確認サイトで確認した結果、リコール対象だった

Nikon Z8 リコール発生！それでもNikonを信じ続ける理由とは。

最近、多くのNikonユーザーが注目したNikon Z8のリコール情報。突然の発表に驚いた方も多いだろう。この記事では、その背景と筆者自身の修理体験談をシェアする。

2023/6/23、ニコンからニコンミラーレスカメラ「Z 8」ご愛用のお客様へ（レンズが装着できない件）という発表があった。

Nikon　Z8のリコール確認サイトにシリアル番号を入力してチェックしたところ、見事当選！

自分のNikon Z8では手持ちのレンズを装着できない不具合は発生していなかったのでそのまま放置していたものの、さらに2023/8/7にニコンミラーレスカメラ「Z 8」ご愛用のお客様へ（ストラップ取り付け部の対策に関して）という発表があり、ここでもシリアル番号を入力したところ見事当選。

Nikonのサポートに電話して詳細を聞いてみたところ、ストラップ金具に強い衝撃がかかった際にストラップ金具が外れてしまうことがあるとのこと。現在手元のNikon Z8では全く不具合は発生していなかったが、さすがにストラップ金具が外れてしまうのは怖いので修理対応に出すことにした。

Nikon Z8 リコール対応。中2日で修理品が戻ってきた

Nikonの修理サポート部門は2023/8/11〜8/14まで荷受けできない（荷物を受け取りできない）とのことだったので、8/15に到着するするようNikon Z8を発送したところ、中二日の8/17に修理完了、発送が行われ、8/18に修理対策品のNikon Z8が戻ってきた。

Nikonの電話サポートによる事前情報では、修理上がりまで約2週間かかるという話だったが、予想外の中2日での修理上がりは嬉しい。

Nikonの修理サポート部門の驚きのスピード対応には感謝している。

このような迅速な修理対応から、Nikonのユーザーへの誠実さを改めて感じた。 不具合は残念なことであるが、きちんと発表し、迅速に対応してくれる姿勢には頭が下がる思いである。

Nikonから届いた80サイズのダンボール箱

ダンボールの中は丁寧に丁寧に梱包されていた

プチプチで包まれたNikon Z8

Nikon Z8リコール対応の納品書

Nikon Z8 リコール対応の処置内容

・レンズ装着不具合を調整しました。
・ストラップ取付部の緩み、外れ防止対策を実施しました。

と記載されている。

プチプチの中には、ビニール袋に包まれたNikon Z8

おかえりなさい、Nikon Z8

ただいま、Nikon Z8 リコール対策品が帰って来た

Nikon Z8 リコール対応の方法

Nikon Z8、リコール対応方法は次の通り

ニコン公式サイトでNikon Z8の製造番号を入力してリコール対象かどうかを確認する

⇒ Nikon Z8のリコール対象確認サイト

Nikon Z8の製造番号は、Nikon Z9と同様に背面液晶を縦位置チルトした際に見えるボディ側のシリアル番号シールで確認できる。上記写真は、Nikon Z9のシリアル番号の確認写真である（筆者撮影）。

Nikon Z8のリコール該当製品の場合、次のように表示される

Nikon Z8のリコール確認サイトで確認した結果、リコール対象だった

上記の画面上に、Nikon Z8 リコール対策のためのNikon修理センターの送付先情報などが記載されている。

Nikon Z8のリコール対策後は、次のように表示される

Nikon Z8のリコール確認サイトで確認した結果（修理対策完了後）。リコール対象外と表示される。

Nikon Z8が帰って来る日の朝まではリコール対象と表示されていたが、荷物受取日の午後には上記の通りリコール対象外と表示されるようになった。

Nikon Z8を修理センターに発送する方法

手元に梱包材がある場合は、Nikon Z8を「自分で梱包」して、お近くのコンビニ等から「着払い」で指定住所宛に発送を行う。

発送前にニコンサポートに電話で確認したところ、

・送付するのはボディー本体のみでOK（念のため、ボディキャップは付けておいた方が良いだろう）
・バッテリーは外してOK
・ストラップ、ストラップ金具、ストラップ金具に付いているプラスチック部品も外してOK（筆者は、ストラップと、プラスチック部品は外して、金具は付けたまま送った）
・液晶保護フィルムは付けたままでOK（筆者の場合、対策完了後に液晶保護フィルムはそのままで戻って来た）

とのことだった。

上記、Nikon Z8のボディーの他に、住所、氏名、電話番号、「Z8対応」と記入したメモを同梱して修理センターに送付する。

ニコンピックアップサービスを無料で利用可能

手元に梱包材が無い場合は、ニコンピックアップサービスに申し込むことにより、梱包用資材がニコンから送られてくる。

ニコンピックアップサービスへの申込み方法は、シリアル番号検索結果の画面でリコール対象商品の場合に画面上に申込み方法と申込み画面へのリンクボタンが表示される。

ニコンサービスセンターに持ち込んで修理可能

ニコンサービスセンター（東京 新宿、大阪）が近くにある場合は、サービスセンターにNikon Z8を持ち込むことによりNikon Z8リコール申込みを行うことができる。2023/8/31までは予約無しに修理受付専用窓口へ持ち込み可能。

2023/9/1以降は、ニコンサービスセンターに持ち込む場合は、事前予約が必要である。

Nikon Z8 リコールのまとめ

Nikon Z8のリコール情報には驚いたが、その後のNikonの迅速かつ誠実な対応には感謝している。

不具合は誰しも避けたいものであるが、企業の対応の仕方によってユーザーの信頼は変わる。筆者は今後もNikonを信じて、その魅力を楽しむつもりだ。

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